黒にんにくの効果効能をわかりやすく解説|作り方・食べ方講座

MENU

にんにく=体にいいもの、というイメージを持っている方はとても多いと思います。スタミナ源になるというイメージも強いかもしれませんね。でも、実際に知っているのはそれぐらいでどのような効果効能に期待できるのか、具体的に説明できる人はそう多くないのでは?にんにくはとっても優れた成分で、さらに黒にんにくは普通のにんにくを熟成・乾燥させることによってニオイが軽減されたり、ポリフェノールの量が増えたりするため栄養価が高くなります。これこそが生のにんにくを黒にんにくにする最大のメリットといえます。詳しい効果効能については以下を参考にしてみてください。




糖の代謝促進、コレステロールの抑制

糖の代謝促進,コレステロール抑制


黒にんにくに含まれる成分に「アリシン」があります。アリシンはにんにく特有のニオイを発生させる成分の名前です。臭みはアリシンが原因というわけです。アリシンはビタミンB1の吸収を助ける働きがあると言われているため、摂取した糖分の代謝を助け、それをエネルギーに変換してくれると言われています。ビタミンB1は単体では吸収がよくないのですが、黒にんにくが加わることで吸収が格段によくなるそうです。さらに、黒にんにくにはコレステロールを下げる働きもありますので、メタボが気になるような方にもおすすめできるようになっています。男女、そして年齢関係なくおすすめできる食材というわけです。





抗酸化作用によって老化を防止する

抗酸化作用


黒にんにくは抗酸化物質がとても多い食材でもよく知られています。抗酸化物質が多いということは抗酸化作用が高いということです。“酸化物質”が増えると老けこんだりする原因となるのですが酸化物質に立ち向かう抗酸化物質が黒にんにくにはとても多いので、黒にんにくにはアンチエイジング・美容に役立つと考えられています。抗酸化物質というものは水溶性と不溶性があり、一緒に摂ってあげることが効果的だと言われているのですが、黒にんにくの抗酸化物質は水溶性・不溶性どちらも含むのでとても優秀です。





免疫力を高めて大病を予防する

免疫力


黒にんにくは生のにんにくを熟成させたものです。熟成させることによって生のにんにくには存在しない「S-アリルシステイン(通称:SAC)」という新しい物質が作られます。これがとっても大きなポイントになります。SACはがん細胞の増殖を抑えることからがん予防、さらに肝障害の予防に役立つとラットを使った研究でわかっています。なので、黒にんにくはダイエット目的や美容目的でなくても毎日摂取してあげたい食材なのです。ニオイのないにんにくは働きが弱い、と昔から言われていますが、決してそうではないということが最新の研究でわかってきているのです。






関連記事