黒にんにくの効果効能をわかりやすく解説｜作り方・食べ方講座

黒にんにくはコレステロールを減らしたり、糖の代謝を促したりするためダイエットに、抗酸化作用が高いためアンチエイジングに、さらにがん細胞をおさえる働きがあるので大病の予防に、疲労回復などにもいいと言われている万能な食材で、多くの方に摂取がおすすめされる食材です。その黒にんにくを手軽に摂取するために今人気になっているのが黒にんにくサプリですが、黒にんにくサプリは妊娠中や授乳中、生理中に飲んでも平気なのでしょうか？それぞれの状態で黒にんにくを摂取した場合どのような影響を与えるのか詳しく解説します。

ここでポイントになるのがにんにくが刺激物だということです。妊娠中は母体に特に気を使わなければならない期間です。刺激物を体に入れることで胃腸が荒れたりなったりする可能性があるので、黒にんにくをそのまま食べるというのはあまりおすすめできません。生にんにくを食べると下痢になってしまうような方は余計におすすめできません。ただ、黒にんにく“サプリ”の場合、1日の摂取目安を守れば、体に悪影響を及ぼす可能性は低いでしょう。安全性の高い国産の黒にんにくを使用しているものであればなおいいです。

産後は一般的に基礎代謝が落ちてしまうと言われています。にんにくはアドレナリンを分泌させることから代謝の向上に効果的な一面があるため、産後、授乳期に入った体にはにんにくをすごくおすすめできます。「母乳がにんにく臭くなるのが心配」という方もいるかもしれませんが、数時間後には消えると言われていますのでそこまで心配する必要はないでしょう。にんにくは免疫力アップに役立つと言われているので、体が弱くなっている産後にはむしろ適しているといえるぐらいです。

黒にんにくサプリといっても基本的にはにんにくを熟成させた“食材”ですから、普段、生理中ににんにくを食べても問題がないのであれば、サプリメントでも大丈夫と考えていいでしょう。ちなみにですが、にんにくは生理前のほうが向いています。生理前にはビタミンB6を欲するようになると言われているのですが、にんにくにはビタミンB6がすごく多く含まれているからです。生理前にイライラしてしまう方は黒にんにくサプリを飲んであげるといいかもしれません。

アレルギーには十分注意してください

結論を言うと、妊娠中でも授乳中でも生理中でも、黒にんにくサプリであれば1日の摂取目安を守ることを条件に安心して飲んでいけると言えます。ただ1点だけ注意したいのはにんにくに対してアレルギーを持たれている場合です。にんにくに対してアレルギーがあると体に痒みが出たり、下痢っぽくなることがあるそうです。また、サプリメントだとにんにく以外の成分も配合されることが多いですから、食物アレルギーの有無についても摂取前に調べておく必要があります。

最終的に判断するのは自分自身です。安心して飲める物を探しているのであれば、安全性をしっかりと確認することが大事です。例えば、使われているにんにくは中国産ではなく国産のものである、などなど。国産のにんにくでも栽培方法によって安全度は多少変わってきます。国産の場合でも農薬が使われていないもの、メーカー契約の畑で作られているもの、などをチェックしてみるといいです。また、品質検査がしっかりと行われているかどうか、もチェックすべきでしょう。国内の向上で生産されている、国内の安全基準に適合しているかどうか、をチェックすることによって安全性の高さを判断できると思います。安全性の高さをチェックした上で、用法用量を守って飲んであげることが健康的に飲み続けるための大切なポイントになります。

また、サプリメントの注意書きに「妊娠中、授乳中、生理中の場合はお控えください」と書かれている場合は、飲むのはやめたほうがいいでしょう。この場合は商品の注意書きに従ってください。

関連記事